こんにちは!カンガルー師匠です。
今回は私が会計コンサルタントの中途面接を受けた際に、エージェントから教えてもらった想定質問と、面接本番で実際に聞かれた質問、さらに私がしていた逆質問をまとめてご紹介します。転職の面接対策にご活用ください。
想定質問
転職エージェントに面接対策を開始するときにwordで想定質問集をもらったのですが、整理すると下記の内容でした。
これまでの経歴に関する質問
- 1分程度で自己紹介してください
- 大学ではどのようなことを学んだか
- 現在のキャリアを選んだ理由(新卒就活で現職に入った理由、初期配属は希望した部署だったかなど)
- 現職での入社から今までの業務内容の詳細について
- 現職のメンバーは何名で自身の立ち位置について
- 部下がいたことはあるか
USCPAに関する質問
- USCPAを勉強したキッカケは?なぜUSCPAか
- USCPA合格までのスケジュール感について
転職や転職後のキャリアに関する質問
- 会計コンサルタントを希望するのはなぜか
- 当ファームの志望動機
- 当ファームに対するイメージ
- 具体的にどのようなサービスに関心を持っているのか
- これまでの経験をどのように活かしていけるか
- 興味のある業界、クライアントはあるか
- 日系と外資系であればどちらに関心があるか
- 将来的にどのような仕事がしたいか
- 今後のキャリアをどのように考えているか (5年後、10年後のイメージは?)
転職後の働き方に関する質問
- 出張があるが大丈夫か
- きついことを言われることもあるが大丈夫か
- 残業はどの程度対応可能か
個人のスキルに関する質問
- 長所と短所について
- 英語力について
- エクセル、ワード、パワーポイント等は問題なく使用できるか
- 一番アピールしたいポイントは何か
その他の質問
- ほかに応募しているファーム、企業はあるか?選考の進み具合はどうか
- 現在年収、希望年収について
- 何か質問はあるか
実際に聞かれた質問
エージェントの方に面接後にその日の内容を簡単にまとめた報告書を提出するよう依頼されており、それを掘り返して整理しました。ほぼ全ファームで聞かれた質問には☆をつけています。
これまでの経歴に関する質問
- 自己紹介をしてください☆
- 大学で専攻していた分野について
- 初期配属の経理は志望していたのか?就活の時にはどういう企業や職種を志望していたのか☆
- 現職でのこれまでの業務内容☆
- リーダーシップをとった経験
- 決算早期化プロジェクトに関与した経験の深堀
USCPAに関する質問
- USCPAの出願州はどこか
- USCPAはいつ頃、なぜ勉強し始めたか
転職や転職後のキャリアに関する質問
- 志望動機☆
- (志望動機を一通り言った後に)今回転職を決めた一番の強い想いを聞かせて欲しい
- 興味がある分野は何か☆
- どういった案件に興味があり、その中であなたはどのような貢献が出来るか
- 現職の経理の課題は何か。それに対してコンサルタントとしてどう取り組むか☆
- 就職セミナーを通じて当ファームで働くイメージは持てたか
転職後の働き方に関する質問
- 海外で働くことに興味はあるか
- 出張は問題ないか
個人のスキルに関する質問
- 日本の会計基準はどの分野にどの程度詳しいか
- 英語は大丈夫か
- 英語を仕事でどのように使うか。テレビ会議は出来るか
- (デジタルに興味があるという話をした上で)プログラミングなどの経験、業務でデジタル領域に関わった経験があるか
- 長所とこれから伸ばしていきたい点は何か
- (上記のこれから伸ばしていきたい点について答えた後に)具体的にどう実行していくか
- あなたの会社の上司にあなたの良い点と悪い点を聞いたとすると、どのように言われると思うか
その他の質問
- 年収は現在の水準くらいを希望するか
- 他社の選考の状況
- 希望する入社時期
- 辛い状況でどのようにリフレッシュしているか
- 現職と転職で迷っているのなら、不安を解消できるように話をするので、教えてほしい
私から面接官に聞いていた逆質問
面接対策を進める中で、実際にそこで働くという意識が高まってくると自然と聞きたいことが沢山出てきました。新卒就活では逆質問の時間は面接の最後にせいぜい5分程度ですが、中途採用の面接では逆質問の時間がもっと長かったです(面接時間の半分以上のケースもあった)。逆質問を通じて面接官も、こちらの熱意や興味のある分野を探っているように見えました。
- 転職先部署の人数やチーム構成について
- 直近の人繰りの状況
- 直近の案件の動向
- デジタル領域への取り組み
- 人事評価制度について
- 人材育成制度について
- 事業会社経理から転職してきて活躍されている方の例を教えて欲しい(特にUSCPAの人で)
- 自分が御社に入社させて頂けるとして、何か懸念していることはあるか
- これまでで大変だった案件は何か
まとめ
- 複数のファームを受けたが、全体を通してオーソドックスな質問ばかりだった
- 中途面接とはいえ、20代ということもあり、大学の専攻や新卒就活については結構聞かれた
- 会計コンサルタントだけあって、現職の業務に問題意識を持って取り組み、改善策まで考えているかは聞かれた(ただし、本格的なケース面接ではなく、カジュアルに聞かれる程度)
- ☆がついた頻出質問を総合すると、これまでの経歴、現職で抱いた問題意識、志望動機、入社してから取り組みたいことの流れで一貫性を持ったストーリーを示すことが重要だったと見えてくる
会計コンサルタントの転職については下記の記事もご参照ください。
それではこの辺で失礼します。
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